12/1

早いもんですね。もう12月か...。これからロンドンも寒くなっていくんだろうなぁ。嫌だなぁ。

 

 

さて、昨日の夜三島由紀夫の音楽という小説を読んでいたら夜が明けていて結局ほぼ寝ずじまい...。

でも今日はさすがにどこか行きたかったのでサージョンソーンズ博物館に行ってきた。


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ここ、館内スマホ使用禁止だったから写真は取れてないけど本当にすごかった。

中にはたくさんの絵画や彫像、石碑に棺桶が所狭しと並べてあるんだけど、言ってしまえばホントに無茶苦茶だった。西洋風の石膏像の隣には中国の能面があって、ツタンカーメンの隣には西洋人のデスマスクがあって...。 

とにかく無作為に並べられてた。

 

美術に対するあり方とか設立者ジョン・ソーンの教養深さとか色んなことを思った記憶はあるけど、確信したのはこれは多かれ少なかれジョン・ソーンの脳内だということ。ここにこれを置かなきゃいけない理由なんてわからないしそもそもない。なぜならこれは人の脳内で、それはきっと認知した時や場所、そのものへの個人の印象に左右されるからだ。

ただジョン・ソーンという一知識人の膨大な脳内コレクションを歩いて回る精神分析医のように自分が思えた(徹夜で読んだ小説の影響がもろに出てる笑)

 

とても面白かったしまた人がいないときに好きなだけ回ってジョン・ソーンを知ってみたいなと思った。