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今日は授業でThaddaeus Ropacというギャラリーに行ってジョン・ケージとラウシェンバーグの作品を見てきた。

ジョン・ケージは4:33という音楽でとても有名だが、今回展示してたのはI Chingという中国の書物に影響を受けた作品だった。なんかI Chingにゆかりのある石?みたいなものを鉛筆で縁取ったものを真っ白な紙に描きなぐっていてよく分からん、ということが分かった。

一方ラウシェンバーグはネオ・ダダの人間で日用品をアートに用いることで大量消費社会に警笛を鳴らすとかなんとかみたいな感じに習ったのだが、そういう思想抜きでも凄くかっこよかった。

この思想完全にポップアートのそれに近いんだけど(案の定ポップアートに影響を与えたらしい)、コンバイン・ペインティングという全部額縁に要素を詰め込んだアートスタイルで(個人の感想だけど)少し居心地を悪くさせることで逆説的にその思想を伝えるのは面白いなと。

 


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傘をさす女と風景


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地上と空を表してるのかな?

 

つかこの人からは何よりもキュビズム的な影響を伺えるんだけど良い意味で分かりやすくキュビズムを解釈してくれてるんだよな。色合いももちろん良いんだけど一番感心したのはそこかも...。

 

 

その後


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ロンドンで食った一番うまい飯、エスカロップをてつじくんとつつみくんと食っておしまい。